「恵比寿」といえば、常に“住みたい街”の筆頭に挙げられる人気の街。
不動産ポータルサイト『ＳＵＵＭＯ』が発表する住みたい街のランキングでは、特に２０１３年以降毎年のように１位・２位を争い、まさにトップクラスの人気を誇ります。
『恵比寿』は、なぜそれほどまでに人気なのでしょうか？
その人気の秘密に迫りたいと思います。
恵比寿駅西口
なぜ恵比寿は人気なのか？
トップ争いをしている吉祥寺と同じく、恵比寿が何年にも渡って人気を維持する理由。
それは、ずばり『トレンドに左右されない安定感』ではないでしょうか。
この安定感を支える５つの要素を挙げてみました。
絶対的なアクセスの良さ
都内主要駅を巡るＪＲ山手線と、更に山手線環内の都心部へ好アクセスな日比谷線という恵まれた２路線を利用できる恵比寿。
都心各所へのアクセスの良さはいうまでもありません。
街にも流行りや廃りがあるものですが、人気ある街の必須条件といえるアクセスの良さという点では、恵比寿に関しては揺るぎないものといえそうです。
職住近接を叶える立地
恵比寿のほか近隣の渋谷・六本木のエリアには大小多くの企業が集まりますが、他のエリアと比較して集中して多いのがＩＴ系企業。
そこに勤める方の中には、激務の折、特に職住近接を望む方が少なくないようです。
こういった方が、徒歩や自転車などで、満員電車に揺られることなく職場へ通える立地を求め恵比寿エリアに住む、というケースが多くみられます。
また、比較的遅くまで営業している飲食店が多く、帰りが遅くなった際にも外食ができるメリットも魅力的なようです。
最先端の情報技術を扱う人々によって職住近接の住処として選ばれる恵比寿が人気であるのは、ある意味必然かもしれません。
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脇を固める魅力的な街
恵比寿自体の魅力はさることながら、周囲には渋谷・中目黒・代官山・広尾・白金など高い魅力を誇る街が脇を固めます。
それぞれが高い人気を誇るこれらの街に、お散歩がてら遊びに行ける贅沢さを感じることができそうです。
渋谷・代官山・中目黒などの人気の街が脇を固める
充実した飲食店群
恵比寿といえば、なんといってもバラエティ豊かなたくさんの飲食店を一番の魅力に挙げる方も多いでしょう。
ミシュラン星付のような高級店から、サクっと立ち寄れる気軽で庶民的なお店までがひしめく恵比寿エリア。
色々なお店を日々開拓する楽しみや、美味しいお店にふらっと歩いて行ける幸せは、住んでこそ味わえる醍醐味です。
恵比寿ガーデンプレイスのランドマーク的存在『ガストロノミージョエル・ロブション』。１２年連続ミシュランガイド三ツ星を獲得している
「憧れの街」というブランド化
既に挙げた４つの要素からも「華やかな街」「楽しみの多い街」「魅力的な街」というイメージが想像できます。
注目され続ける恵比寿はメディアへの露出も常に一定数あり、雑誌やＴＶで紹介されるのを目にする機会が多いことで、“憧れの街”というイメージが定着することとなったのではないでしょうか。
お洒落な街並も恵比寿をブランド化する一因
実際、住み心地はどうなのか？
恵比寿の魅力の基盤ともいえる『トレンドに左右されない安定感』について、その要素を検証してきました。
ここからは、実際に住んだ場合の具体的な住み心地についてみていきます。
駅前・周辺のお買い物事情
駅直結の「アトレ恵比寿」はアパレルから日用品、食品など多岐にわたる買い物ができる充実したお買い物スポットです。
周辺もドラッグストアやスーパーなど充実しており日用品の購入には事欠きません。
一方、電化製品が買えるお店は少ないため、家電の購入には渋谷などへ出かける方が多いようです。
恵比寿駅直結の「アトレ恵比寿」
病院など医療機関が多数
都立広尾病院、厚生中央病院など大きい病院近くに複数あり、個人経営の各種クリニックも充実しています。
入院や通院も近隣で済む場合が多く、利便性を感じる方が多いようです。
ただし、比較的小児科の選択肢がに少ないという声も見受けられました。子育て世帯には不便さを感じる点がありそうです。
厚生中央病院・都立広尾病院
満員電車と無縁の生活？！
先程も触れましたが、渋谷・六本木あたりであれば徒歩もしくは自転車でも通勤可能！
電車を使用したとしても、通勤先が都心であれば長時間の乗車は避けられそうです。
タクシーを利用した場合も少額で移動ができます。勤務地にもよりますが、職住近接が叶う立地といえるのではないでしょうか。
治安はどうなのか？
東口エリアと西口エリアで若干傾向が異なるようですが、周辺はおしなべて体感治安は良いようです。
飲食店が多い西口エリアは酔って騒ぐ人が見受けられますが、それもほぼ駅前に限られます。
西口エリアには駒沢通り、東口エリアには明治通りと大通りがあり、人通りは遅くまであります。
街頭もしっかりと設置されているため女性の一人歩きも比較的安心できそうです。
東口エリアやガーデンプレイス方面は遅い時間まで営業をするお店が少なく、住宅が多いため夜はとても落ち着いています。
但し、これはどこでも言えることではありますが、路地に一歩入ると暗い場所があったり、夜は人通りの少ない公園等もあるので注意が必要です。
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住みにくさを心配する声も
住みにくさを心配する声の多くは、「もろもろ、お高そう・・・」というもの。
実際のところはどうなのでしょうか。
家賃が高い？
実際のところ、恵比寿駅周辺の家賃相場は高めと言えます。
『ＳＵＵＭＯ』の公開している沿線駅ごとの相場を１Ｒタイプで見てみると、恵比寿駅の相場は8.5万円。
山手線駅２９駅中８番目に高く、日比谷線駅では２１駅中４番目に高いという結果でした。
学生や新社会人にはなかなか手が出にくい価格帯なのではないでしょうか。
こういった状況も、恵比寿が“大人の街”と言われる所以なのかもしれません。
物価が高い？
日用品や食料品を見てみると、ガーデンプレイスの三越や成城石井など、富裕な客層を見据えて質の高いものを揃えるお店が多く、価格も割高な場合が多いのが実情。
とはいえ、周辺には様々なスーパーが複数あり、目的によって使い分けが可能です。
エリアによっては庶民的なスーパーもあり、例えば明治通り沿いの「ライフ」などは比較的お手頃で人気があるようです。
また、渋谷方面から帰ってくる方の中には、渋谷ヒカリエのデパ地下のタイムセールの値引きを活用するという方も。
ネットスーパーの宅配などを利用して上手にやりくりしている方も多いようです。
地の利を生かした安定感ある街・恵比寿
物価の高さから、住居費や生活費が高くついてしまうデメリットはあるものの、職住近接を望む場合や、食事・買い物の利便性・充実を重視する場合にはとても適した立地。
正に「地の利」を活かしたトレンドに左右されにくい安定感が、やはり恵比寿の最大の魅力ではないでしょうか。
また、小児科や学習塾・習い事の施設等が比較的少ない点を鑑みると、子育て世帯よりもシングル・ＤＩＮＫＳにオススメの街といえそうです。
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プライムメゾン恵比寿（渋谷区恵比寿１丁目）
積水ハウス企画の高級賃貸シリーズ『プライムメゾン』。
JR恵比寿駅より徒歩約４分、白金高輪方面へ伸びる大通り沿いの好立地！
遅い時間まで人・車の往来があり道も明るく、女性のお一人暮らしにもオススメです。
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ファミーユ（渋谷区恵比寿３丁目）
恵比寿ガーデンプレイス至近、閑静な住宅街に佇む低層マンションです。
近隣は隠れ家レストランや住宅が多くとても静か。オートロック付で女性も安心。
各室トランクルーム付なので、荷物が多めの方にもオススメです。
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恵比寿の杜センターレジデンス（渋谷区恵比寿４丁目）
JR恵比寿駅徒歩５分の好立地ながら、広い敷地内の豊かな緑に囲まれたハイグレードレジデンスです。
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※５月１日(水)～５月６日(月・祝)はGW休暇となります。